千歌たちが捕まり、霧子たちも苦戦。
優勢だった洋子も、楊のスコップが顔に刺さってしまうのでした。
それでは、2021年1月18日発売のヤングマガジンにて掲載された【サタノファニ】の最新話である157話のネタバレや感想をまとめていきます！
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【サタノファニ】最新話157話ネタバレや感想！愛するものの『強さ』『技』『優しさ』
フンガムンガは投げナイフ
ワイヤーを切られ落とされそうになる霧子。
ですが、そうなる前にワイヤーを伸ばし、何とか着地することに成功します。
糸を切って落とし、動けなくなったところを嬲り殺すつもりだった真理央ですが、その作戦は失敗。
仕方なく、自身の得物であるフンガムンガを投げようとします。
フンガムンガは本来投げナイフであり、3つの刃がついているため、どこが当たっても致命傷になってしまうようです。
ですが、真理央が霧子に投げつけようとしたとき、おばさんの姿をしたミイナが真理央の方へ走っていき助けに来ました。
的を絞らせないよう、上下左右に動きながら近づくミイナ。
メデューサだとは気づかないものの、それを見て真理央は、中々の動きだと思います。
真理央は霧子からミイナに標的を変え、ミイナめがけてフンガムンガを投擲。
フンガムンガはミイナ（おばさんの着ぐるみ）の頭に刺さります。
ですがミイナはそのまま止まることなく、真理央を抱えるようにタックルし、下の階に一緒に落ちていきます。
心中する気か！？と訊く真理央に、ミイナは頭だけ出して種明かしをします。
そして二人はそのまま下の階の床にたたきつけられることに。
霧子が様子を見に来ると、ダメージはあるもののミイナは何とか無事だったようです。
おばさんの着ぐるみは、耐ショック構造のスーツとのことで、軽傷で済んだようです。
真理央が頭から血を出し、死んでいることを確認すると、ミイナはスーツを脱ぎ捨て、死体を隠します。
助けてくれたおじさんは応急処置のおかげで何とか無事のようで、そのまま放置し信者たちに回収させることに。
ミイナは真理央の服を奪い、その後、二人は真希の元へ向かおうとします。
真希の元へ向かう前に、ミイナはかばってくれたおじさんの顔にキスをしてお礼を言ったのち別れを告げるのでした。
『強さ』『技』『優しさ』
その頃、洋子は地面に倒れた状態で、顔面や首などの上半身をスコップで叩かれまくっていました。
首をスコップで刺され、血が噴き出す洋子。
楊は洋子にとどめを刺し、その場から去ろうとします。
ですが、手に持つスコップの先がぐにゃりと異様な形に曲がっていました。
すると死んだと思っていた洋子がどこかで見たことのあるような呼吸をしながら立ち上がります。
楊は驚きながらなぜ生きているのかを訊くと、洋子は「中国拳法で言うところの…硬気功ってやつよ」と答えます。
洋子は、あったばかりの自分のことを本気で求婚してくれた谷の『強さ』『技』『優しさ』もなかったことにしたくなかったと話します。
ただ、谷との時間は短かったため、病院のベットで何度も何度も反復し、見よう見まねで習得したようです。
洋子の活性化されたミラーニューロンが谷の模倣を可能にしたとのこと。
その話を聞き、楊は元の体の楊の記憶がよみがえっていき、動くことができません。
そんな楊に、谷の技を洋子が叩き込むところで終わります。
感想
激熱な展開ですね！
谷を想うがゆえに、谷の模倣を完成させるとは。
洋子はほぼ完全に中国拳法を習得していますね、
ただでさえ強い洋子が、さらに強くなってしまいました。
洋子、カチュア、カレンの3人がかりで圧倒した谷の強さは言うまでもありません。
正直、これまで出てきた中でも上位に入るほどの強さです。
それを洋子が、『強さ』『技』『優しさ』もなかったことにしたくなかったという感情で習得するというのは、ぐっとくるものがあります。
たった一度、敵として相対しただけで、ここまで相手のことを想えるとは。
それが愛という感情であったとして、洋子がそれを伝える手段が、谷の技を模倣するしかないとは悲しいことですが…。
霧子とミイナのところの戦いが終わり、洋子もこのまま片が付きそうです。
そうなると、次はようやく千歌たちのところだと思われます。
教祖に連れられ、千歌たちはどんな目にあってしまうのでしょうか？
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